「波うららかに、めおと日和」キャスト一覧！登場人物と役柄を徹底紹介

2025年4月放送スタートのドラマ「波うらかに、めおと日和」は、昭和11年を舞台に“交際ゼロ日婚”から始まる新婚生活を描いた、胸キュン必至のハートフル・昭和ラブコメです。

本記事では、主演の芳根京子や本田響矢をはじめとした主要キャストの役柄や人物設定を詳しくご紹介します。

作品をより深く楽しむために、各キャラクターの背景や魅力を把握しておきましょう。

ドラマ「波うらかに、めおと日和」の主人公・関谷なつ美役：芳根京子

本作「波うらかに、めおと日和」の主人公・関谷なつ美を演じるのは、若手実力派女優の芳根京子です。

なつ美は、昭和11年の日本を舞台に、突然の縁談から帝国海軍の軍人・江端瀧昌と交際ゼロ日のまま結婚するという、現代では考えにくい状況に置かれた女性。

男性に不慣れで、恋愛経験もゼロという設定の中、純粋で一途、けなげな“昭和の妻像”を繊細に演じる芳根の表現力が大きな見どころとなっています。

ピュアで健気な“昭和の妻”を好演

なつ美というキャラクターは、初対面すらしていない相手との結婚に戸惑いながらも、前向きに夫婦生活を歩もうとする芯のある女性です。

芳根は、控えめで丁寧な所作や、相手を思いやるまなざし、表情の微細な変化で、視聴者の心を静かに打つ演技を披露しています。

“時代に生きる女性”としてのリアリティと、視聴者が共感できるやさしさを兼ね備えたキャラクター像を作り上げ、「応援したくなる主人公」として高評価を得ています。

「木曜劇場」初主演、原点への帰還にも注目

芳根京子にとって、フジテレビ「木曜劇場」での主演は今作が初。

しかし、実は彼女の女優デビュー作が同枠の『ラスト♡シンデレラ』（2013年）だったことから、“原点の場に主演として帰ってきた”というストーリー性も、ファンの間で注目されています。

演出を担当する平野眞氏とはそのデビュー作以来の12年ぶりの再タッグとなり、「デビュー当時を思い出して涙した」と語る芳根の感慨深い想いも、作品全体の空気感に深みを与えている要素です。

ドラマ「波うらかに、めおと日和」夫・江端瀧昌役：本田響矢

ヒロイン・なつ美の夫となる江端瀧昌を演じるのは、若手注目俳優・本田響矢。

彼が演じる瀧昌は、帝国海軍に所属する中尉で、生真面目で無口、そして恋愛に不慣れという難役です。

それでいて、心の奥にはまっすぐな優しさを秘めた“昭和男子”でもあり、本田の静かな演技力が光る役どころとなっています。

不器用で無口な帝国海軍中尉

瀧昌は、幼くして両親を亡くし、軍人として規律を重んじながら育ってきた青年。

そのため、言葉よりも行動で示すタイプであり、なつ美との関係も、最初は“会話よりも沈黙”が印象的です。

しかし、その沈黙の中に、誰よりも相手を思いやる誠実さと不器用な愛情が滲み出ており、本田響矢の演技が視聴者の心を揺さぶります。

初の地上波プライムタイム連ドラ出演！

本田響矢にとって、今作は地上波のプライム帯連続ドラマでの本格的レギュラー出演は初という大きな挑戦です。

これまで舞台や配信ドラマで注目を集めてきた彼が、初の大型タイム枠で、しかも主演級ポジションを担うことに大きな注目が集まっています。

その真面目で誠実なイメージは、昭和の軍人・瀧昌にぴったりハマっており、「新たな一面を引き出された」と評価する声も多数。

今後の俳優としての飛躍を期待させる、記念すべき代表作になりそうです。

ドラマ「波うらかに、めおと日和」の関谷家の四姉妹や父の存在

物語の舞台は、昭和11年の日本。ヒロイン・なつ美が生まれ育った関谷家は、四姉妹を育てる父と、その娘たちが暮らす古風な家族構成です。

昭和の香り漂うこの家庭は、女性たちが明るく支え合う日常と、父親が家族を導く姿を通して、当時の日本の家族観をリアルに映し出しています。

なつ美の“真面目で控えめな性格”がどのような環境で育まれたかを知る上で、関谷家の存在はとても重要な要素です。

なつ美の家族が物語に温かみを添える

なつ美は、四姉妹の三女として、姉たちに囲まれて育ちました。

それぞれ個性の異なる姉妹が登場することで、視聴者も誰かに共感できるような“家族のリアルさ”が表現されています。

にぎやかな家族の会話や支え合いのシーンは、物語に柔らかな空気感と安心感を与え、なつ美の背景を立体的に描く要素となっています。

父親が縁談の橋渡し役に

関谷家の父・関谷貞蔵は、旧い価値観を持ちながらも、娘の幸せを誰よりも願う人物です。

なつ美と瀧昌の縁談も、貞蔵が海軍上層部から持ちかけられた話を信頼し、なつ美に託したことから始まりました。

彼の“家長としての責任感”と“父としての葛藤”がにじむ描写もあり、時代背景を感じさせる重厚なキャラクターとして物語を支えています。

ドラマ「波うらかに、めおと日和」を支える演出・脚本・制作陣も豪華

「波うらかに、めおと日和」が単なる昭和ラブコメにとどまらず、情緒と奥行きを感じさせるドラマとして高く評価される理由のひとつが、演出・脚本・制作陣の手腕です。

キャスト陣の魅力を最大限に引き出すため、経験豊富なスタッフたちがしっかりとバックアップしています。

特に、芳根京子と深い縁を持つ演出家の起用は、今作の大きな見どころです。

芳根のデビュー作演出家と12年ぶりの再タッグ

演出を担当するのは、『ラスト♡シンデレラ』などを手掛けた平野眞氏。

芳根京子が2013年にデビューした際の作品で演出を務めた人物であり、今作では12年ぶりの再タッグが実現しました。

この再会に芳根自身も「感慨深い」と語っており、成長した自分を見せたいという想いが演技にも表れていると感じさせます。

人間ドラマに定評ある泉澤陽子の脚本

脚本を手がけるのは、『おいハンサム!!』などで知られる泉澤陽子氏。

家族や夫婦の関係性を丁寧に描く作風に定評があり、本作でも言葉少なな2人の“気配”や“沈黙”に意味を与える名シナリオが随所に光ります。

視聴者が共感し、温かくなれる脚本づくりは、本作の静かな魅力をさらに際立たせる力となっています。

ドラマ「波うらかに、めおと日和」キャストまとめ

「波うらかに、めおと日和」は、主演の芳根京子と本田響矢を軸に、実力と新鮮さを兼ね備えたキャスト陣が顔をそろえたドラマです。

それぞれの役柄が、昭和という時代の空気と人間関係を丁寧に表現しており、視聴者はまるでその時代にタイムスリップしたかのような感覚で物語に入り込むことができます。

登場人物一人ひとりに厚みがあり、俳優たちの演技がそれぞれの人生を鮮やかに浮かび上がらせているのが、本作の大きな魅力です。

演技派×フレッシュな顔ぶれが勢ぞろい

主演の芳根京子はもちろんのこと、本田響矢という新たな才能の発見も今作の見どころのひとつ。

さらに、関谷家の家族役を務める俳優たちも、演技にリアリティと親しみを与える存在として重要な役割を果たしています。

派手ではなくても、じんわりと心に残る演技ができるキャスト陣の揃った本作は、視聴後に“静かな感動”を与えてくれる作品となっています。

今後の追加キャスト情報にも注目！

放送が進むにつれて、ご近所さんや軍の仲間など、新たな登場人物の発表も期待されています。

原作にも登場するキャラクターがどのように実写化されるのか、ドラマオリジナルの人物がどう物語に関わるのか、今後のキャスト展開も見逃せません。

ぜひ公式情報をこまめにチェックして、ますます広がる「波うらかに、めおと日和」の世界を楽しんでください。