乃木坂46の与田祐希が主演を務めるドラマ「量産型ルカ」。
第7話では、職場での立場と初恋のような恋心――璃子の心が大きく揺れる二つのテーマが描かれます。
プラモデルをきっかけに自分自身と向き合い始める姿に、視聴者からは「恋する璃子ちゃんかわいい」と共感の声が続出。
この記事では、第7話のストーリー、登場プラモデル、そしてリコの感情の変化をネタバレありで詳しく解説します。
この記事を読むとわかること
- 第7話のあらすじと印象的な展開
- 社長の座を懸けた“じゃんけん”の真意
- リコの恋心と内面の成長の描写
第7話あらすじ:社長の座を賭けた“じゃんけん決闘”!?
第7話では、リコと共同創業者・浅井の間に勃発した“社長の座”をめぐる対立が描かれました。
会社の方向性について衝突した2人が、まさかの“じゃんけん”で決着をつけるという展開に、思わず笑ってしまった視聴者も多かったはず。
ただの遊びに見えるこの勝負も、実は“信頼と選択”を象徴する重要な場面だったのです。
会社の未来をめぐるリコと浅井の対立
ドリームクリエイションズ(通称ドリクレ)を成長させてきた2人の間に、考え方の違いが浮き彫りになります。
「人を大事にしたい」リコと「結果を出したい」浅井――その理念の食い違いが、社長の座というかたちでぶつかることに。
仲間を巻き込んでの一悶着は、これまでで一番“仕事ドラマ”らしい一面でもありました。
“ドリクレの決闘”の結末は意外な方向へ
2人は話し合いの末、「じゃんけんで決める」というなんとも独特なルールで勝負することに。
しかし、このじゃんけんには「勝っても負けても、相手を認める」という暗黙のルールがあったのです。
勝敗よりも“向き合った事実”に価値があるというメッセージが、静かに胸を打ちました。
HG ガンダム・エアリアルが象徴するリーダー像
この回のプラモデルは、「HG 1/144 ガンダム・エアリアル」。
人を守る力と、誰かの背中を押す強さを併せ持つこの機体は、リーダーとしてのリコの成長を象徴しています。
自分の信念を貫きながらも、相手の意志を尊重するリコの姿と、ガンダム・エアリアルの姿が重なって見えました。
リコの心に芽生えた恋心のきっかけ
仕事での決断に揺れる一方、リコの中には“初めての恋”のような感情が静かに芽生え始めます。
そのきっかけは、甥っ子の一言と、ふとした日常の中にありました。
“恋”を知らなかったリコが、自分の気持ちを知るまでのプロセスが、丁寧かつ繊細に描かれています。
ファミリーデーと甥っ子の一言
会社で開催されたファミリーデーに訪れた甥っ子が、リコに「りこちゃん、だれがすきなの?」と無邪気に質問。
何気ないこの言葉が、リコの心を揺らす大きなきっかけになったのです。
これまで“恋”を意識することのなかった彼女が、「自分にもそんな気持ちがあるのかも」と思い始めた瞬間でした。
大石亮太を意識し始めるリコの戸惑い
その矛先は、穏やかで誠実な同僚・大石亮太。
彼の優しさや何気ない言動に、リコは次第に目を奪われていきます。
「これは恋?」「それとも違う何か?」と、自分の感情に名前がつけられず戸惑う様子がとてもリアルに描かれていました。
“可愛くなりたい”と思えた自分の変化
リコは初めて、「可愛くなりたい」と自分から願うようになります。
それは恋をしたから、ではなく、“誰かにとって大切な存在でありたい”と願ったから。
その心の変化を象徴するように、彼女が手に取ったのが「南ことり」のプラモデルでした。
模型店でのひとこと「恋ってなに?」
落ち込んだ気分を紛らわせるように訪れた模型店で、リコはぽつりと「恋って、なんですか?」と店主によもさんに問いかけます。
その答えは明確ではなかったものの、「誰かを思う気持ちが形になることじゃないか」と示唆されるのです。
この瞬間、リコの中で“気持ち”と“行動”が繋がったことが感じられました。
南ことりのプラモデルが導いた気づき
店主のすすめで手に取ったのは、アニメ『ラブライブ!』の南ことりのプラモデル。
ふわっとした雰囲気と、芯のある優しさを持つキャラクターに、リコは惹かれていきます。
「私もこんなふうに、誰かのそばにいられたら」――そう思ったその気持ちこそが、リコの成長の証でした。
視聴者の感想と共感の声
第7話放送後、SNSやレビューサイトでは「じゃんけんで社長決めるの最高」「恋するリコが可愛すぎる」といった反響が数多く寄せられました。
コメディ的な展開と感情の機微が見事に織り交ぜられた本話は、シリーズの中でも“感情に訴える回”として印象に残ったという声が多いです。
「恋する璃子が愛しい」「じゃんけんの意味深さが良い」
「リコの戸惑いが初々しくて胸キュン」「仕事と恋、どっちも頑張る姿がまぶしい」といった感想が多く見られました。
特に“じゃんけん”という一見ふざけた手段が、信頼と覚悟を示す手段になっていたのが良かった、という声が目立ちました。
人間ドラマとしての完成度が評価された回でもありました。
仕事×恋愛×ホビーが織りなす感情の揺らぎ
この作品の魅力は、仕事に生きる主人公のリアリティと、趣味や人間関係が自然に絡み合うバランスの良さにあります。
今回のエピソードは、その“全部乗せ”とも言える構成で、視聴者の心を掴みました。
誰しもが通る「気持ちの揺れ」と「自分の変化」を丁寧に描いていたことが、評価の高さにつながっています。
ドラマ「量産型ルカ」第7話ネタバレ解説まとめ
第7話は、“社長の座”をめぐるコミカルで真剣なやりとりと、リコの恋心の芽生えという二つのテーマが交差した濃密なエピソードでした。
じゃんけんで未来を決める大胆さと、ふとした日常で揺れ動く心の描写。
そのどちらもが、「量産型ルカ」らしい“等身大の成長ドラマ”として心に残ります。
揺れる立場、動き出す心――変化のきっかけはプラモデル
HGガンダム・エアリアルや南ことりなど、“プラモデル”が心の変化の媒介として見事に機能していた回でもありました。
視覚的にも感情的にも、印象的なモチーフがリコの変化を優しく後押ししていました。
ホビーの世界を通して描かれる“自分を見つめる物語”として、深みを増した印象です。
次回、リコの恋とキャリアの行方に注目
次回予告では、リコが“大石との距離”についてさらに悩む様子が描かれることが示唆されています。
仕事か恋か、自分はどうありたいのか――リコの選択に、ますます注目が集まりそうです。
シリーズもいよいよ終盤。リコの成長を見届ける旅は、まだまだ続きます。
この記事のまとめ
- 第7話は社長決定と恋心がテーマ
- リコと浅井の“じゃんけん決闘”が展開
- 南ことりのプラモが恋心の象徴に
- 感情の揺れが丁寧に描かれた回
- 視聴者からは共感と好評の声続出
- 次回はリコの恋の行方に注目
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