朝ドラ『あんぱん』第13週がスタートしました。第61話では、終戦を経て新しい時代を歩み出すのぶが、“記者”という道を本格的に進み始める姿が描かれます。
瓦礫の街で人々の声に耳を傾け、カメラを手に“今を記録する”という使命感に目覚めていくのぶ。彼女が出会うのは、戦争で多くを失いながらも懸命に生きる人々と、そのなかにある“やさしさの芽”でした。
一方、嵩もまた、東京での生活再建の中で“描く場所”を探し続けています。2人の想いは再び重なり、未来へ向かう第13週が幕を開けます。
この記事を読むとわかること
- のぶが新聞記者として歩み出した理由と現場の姿
- 戦後の町で出会う人々が持つ“やさしさの芽”
- 嵩が再び“描く意味”を見つける小さな出会い
第1週「人間なんてさみしいね」 | ||||
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 | 第5話 |
第2週「フシアワセさん今日は」 | ||||
第6話 | 第7話 | 第8話 | 第9話 | 第10話 |
第3週「なんのために生まれて」 | ||||
第11話 | 第12話 | 第13話 | 第14話 | 第15話 |
第4週「なにをして生きるのか」 | ||||
第16話 | 第17話 | 第18話 | 第19話 | 第20話 |
第5週「人生は喜ばせごっこ」 | ||||
第21話 | 第22話 | 第23話 | 第24話 | 第25話 |
第6週「くるしむのか愛するのか」 | ||||
第26話 | 第27話 | 第28話 | 第29話 | 第30話 |
第7週「海と涙と私と」 | ||||
第31話 | 第32話 | 第33話 | 第34話 | 第35話 |
第8週「めぐりあい、わかれゆく」 | ||||
第36話 | 第37話 | 第38話 | 第39話 | 第40話 |
第9週「絶望の隣は希望」 | ||||
第41話 | 第42話 | 第43話 | 第44話 | 第45話 |
第10週「生きろ」 | ||||
第46話 | 第47話 | 第48話 | 第49話 | 第50話 |
第11週「軍隊は大きらい、だけど」 | ||||
第51話 | 第52話 | 第53話 | 第54話 | 第55話 |
第12週「逆転しない正義」 | ||||
第56話 | 第57話 | 第58話 | 第59話 | 第60話 |
第13週「サラバ 涙」 | ||||
第61話 | 第62話 | 第63話 | 第64話 | 第65話 |
第14週「」 | ||||
第66話 | 第67話 | 第68話 | 第69話 | 第70話 |
第15週「」 | ||||
第71話 | 第72話 | 第73話 | 第74話 | 第75話 |
第16週「」 | ||||
第76話 | 第77話 | 第78話 | 第79話 | 第80話 |
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第81話 | 第82話 | 第83話 | 第84話 | 第85話 |
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第21週「」 | ||||
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第22週「」 | ||||
第106話 | 第107話 | 第108話 | 第109話 | 第110話 |
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第111話 | 第112話 | 第113話 | 第114話 | 第115話 |
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第29週「」 | ||||
第141話 | 第142話 | 第143話 | 第144話 | 第145話 |
第30週「」 | ||||
第146話 | 第147話 | 第148話 | 第149話 | 第150話 |
第31週「」 | ||||
第151話 | 第152話 | 第153話 | 第154話 | 第155話 |
朝ドラ「あんぱん」第61話ネタバレ:のぶ、新聞記者としての第一歩
終戦から数ヶ月が経ち、街には少しずつ活気が戻りつつありました。
のぶは地元新聞社の新入社員として、「くらし面」を担当することになります。
戦後の混乱のなかでも前を向いて生きる人々の声を記録すること、それが彼女に与えられた最初の仕事でした。
“記者としての一歩”が、のぶにとって“人のやさしさ”を見つける旅の始まりとなります。
配属先は「くらし面」、街の声を拾い始める
のぶが最初に任されたのは、「戦後の町で生きる人々の日常」を取り上げる連載でした。
闇市で商売をする人、焼け残った店舗で再開を目指す家族――のぶはペンとカメラを手に、街を歩きながら話を聞いて回ります。
「大変だけど、またパンが焼けるようになったがや」「明日はきっと、昨日よりましやろう」
その言葉に、“生きる力”が込められていることをのぶは実感します。
ペンが震えるほど心を動かされたのは、生きて語る“市井の人々の物語”でした。
カメラ越しに見えた「戦後のやさしさ」
ある日、のぶは焼け跡の空き地で、小さな炊き出し所を見つけます。
そこで自分の分を分けて小さな子どもに渡す老婆の姿を、彼女は思わずシャッターを切っていました。
「この子が笑ってくれたら、それでええがよ」
その老婆の言葉に、のぶは静かに涙をこらえます。
“やさしさは、焼け跡にも咲いている”――のぶはその想いを記事の最後に添えると、読者から多くの反響が届きました。
それは「誰かを喜ばせたい」という、のぶの原点を支える出来事となったのです。
朝ドラ「あんぱん」第61話ネタバレ:戦後復興の中で出会う“希望の人々”
焦土となった町の中でも、人々は前を向き、少しずつ日常を取り戻そうとしていました。
のぶは取材を通じて、“復興の最前線”で生きる人々の姿に触れます。
そのひとつひとつの出会いが、のぶの感性に火をつけ、彼女自身の「描きたいもの」を明確にしていきます。
特別ではない、でも強くて美しい“ふつうの人々”の営み――それが、この週の物語の中心です。
焼け跡でパンを焼く草吉との再会
のぶが瓦礫の路地裏を歩いていると、漂ってきた香ばしいパンの匂い。
その先には、仮設の窯を囲んでパンを焼いていた草吉の姿がありました。
「焼きたてやで。ちょっと焦げとるけど、腹はふくれる」
懐かしい声と笑顔に、のぶは胸が詰まりながらもパンを受け取ります。
草吉は、戦後もなお“やさしさを形にする仕事”を貫いていたのです。
のぶは「こういう人を、描きたい」と強く思いました。
戦災孤児と遊ぶ少女に、のぶが感じたもの
別の日、のぶは空き地で数人の子どもたちと遊ぶ若い女性を見かけます。
その中には、靴も履かず顔を黒く煤けた孤児たちの姿もありました。
少女は笑顔で言います。「お兄ちゃんも、うちのおはじき勝負したがってたけん、見てるかも」
その言葉の背景に、戦争で失った家族の存在があることを、のぶはすぐに悟ります。
“笑っているけど泣いている人”を、のぶは初めて正面から見つめたのです。
この少女との出会いが、のぶの中で“子どもを描く理由”を再確認させる出来事となりました。
朝ドラ「あんぱん」第61話ネタバレ:嵩、東京での再出発に苦悩する
戦地から帰還した嵩は、東京での生活再建に取り組み始めます。
しかし、空襲で焼け落ちた街、物資も人脈も乏しい状況のなかで、絵を描くどころか、生活を維持することすらままならない現実が彼を待ち受けていました。
焦燥、孤独、そして「自分は何をすべきか」という問いが、嵩の心を重く支配していきます。
仕事も住まいも安定せず、焦る日々
嵩は復員直後、軍関係者の紹介で工事現場の日雇い仕事に就きます。
しかし収入は不安定で、住まいも疎開先の借り間に身を寄せるだけの仮住まい。
夜、疲れ果てて帰る部屋で、ふとスケッチ帳を開こうとして手を止める嵩。
「今さら絵なんか描いて、誰が喜ぶんやろな……」
かつてあれほど大切にしていた「描く意味」が、ぼやけて見えなくなっていました。
捨てられたスケッチ帳を拾う少年との出会い
ある朝、嵩はバラック街の路地で、捨てられたようなスケッチ帳を拾う少年と出会います。
「これ、だれかの宝やと思って」
ボロボロの表紙を大切そうに抱えるその姿に、嵩は思わず声をかけます。
「君……絵、描くんか?」
「うん。描くと、お腹すいたのちょっと忘れられるき」
この言葉が、嵩の胸を深く突き刺します。
“描くことは救いになり得る”――自分が忘れかけていた事実を、その少年が思い出させてくれたのです。
朝ドラ「あんぱん」第61話ネタバレ:手紙を通して交わされる未来の約束
遠く離れた地で、それぞれの生活を再建しようとするのぶと嵩。
再会はまだ叶わずとも、2人の心は、言葉によって結ばれ続けていました。
嵩の迷いや、のぶの希望、そのすべてが手紙という形で交わされ、未来へと繋がる「次の約束」となっていきます。
のぶから嵩へ「あなたの絵を、届けたい人がいる」
のぶは、草吉や戦災孤児、炊き出しのおばあさんの姿を描いたスケッチを同封し、手紙を送りました。
「いま、うちが描くことを続けていられるのは、あなたが“描いてきたもの”を知っているから」
「あなたの絵を、届けたい人がいる。一緒に届けてほしい」
その言葉は、嵩にとって過去の自分を“救ってくれる”ものでした。
誰かに必要とされること――それが嵩に新たな息吹を与えます。
嵩の返事「今度は、一緒に描こう」
数日後、のぶのもとに短い手紙が届きます。
「君の言葉で、思い出した。
“描くこと”は、誰かの笑顔になる。
今度は、一緒に描こう。待たせてごめん。」
のぶはその手紙を手に、深く息を吸い込みながら涙をぬぐいます。
戦後の混乱の中、2人がようやく“心の再会”を果たした瞬間でした。
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朝ドラ あんぱん 第61話のネタバレまとめ
第13週の幕開けとなる第61話は、戦後という混乱のなかで、のぶと嵩がそれぞれの場所で“生きる意味”と“描く意味”を再び見出していく姿が丁寧に描かれた回でした。
記者として街を歩き、やさしさの痕跡を拾うのぶ。
東京で苦悩する嵩に届いた、のぶからのあたたかな言葉。
2人の心が再びつながる希望に満ちた物語の“新章”が始まりました。
のぶが記者として初めて見た“戦後の光”
「くらし面」の取材を通じて、のぶは人々の中に生きる“やさしさ”や“支え合い”を目の当たりにします。
それは戦争の暗闇の中でもなお、人が人を思う力が消えていないという証でした。
彼女は「やさしさを描く」ことの価値を再確認し、筆を持つ手に力を宿します。
嵩が再び“描く意味”を見つける小さなきっかけ
少年の言葉、のぶの手紙、そのすべてが嵩の心を静かに揺らしました。
かつて失いかけた「誰かのために描く」という気持ちが、再び嵩の中に芽を出し始めます。
「今度は一緒に描こう」――この約束が、ふたりの未来を大きく動かしていくことを予感させる、温かいラストでした。
この記事のまとめ
- のぶが“戦後のやさしさ”に触れ記者として成長
- 草吉や孤児との再会を通じて描きたいものが明確に
- 嵩は少年との出会いで“描く意味”を取り戻し始める
- 2人の手紙のやり取りが再会と創作の約束を生む
- 新しい物語の始まりを予感させる希望に満ちた回
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