2025年度前期NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』第40話では、のぶの“記憶の地図”と嵩の“物語の文通”という2つの取り組みが、町の子どもたちや外の学校にまで広がりを見せます。
第39話でのぶは、祖父・釜次との対話を通じて「描くこと」が“記憶の石碑”になるという意識を持ち始めました。
第40話ではその思いを胸に、次なる行動へと踏み出す様子が描かれ、子どもたちが未来に向けて動き出すきっかけとなる回です。
この記事を読むとわかること
- のぶが“記憶の地図”に続き副読本の制作を開始
- 嵩の“物語の文通”が全国規模の教育プロジェクトに
- 子どもたちに向けた“伝える授業”の実施内容
- のぶと嵩が再び表現の意味を確かめ合う場面
- 町の空気が少しずつ変わりはじめたきっかけ
第1週「人間なんてさみしいね」 | ||||
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 | 第5話 |
第2週「フシアワセさん今日は」 | ||||
第6話 | 第7話 | 第8話 | 第9話 | 第10話 |
第3週「なんのために生まれて」 | ||||
第11話 | 第12話 | 第13話 | 第14話 | 第15話 |
第4週「なにをして生きるのか」 | ||||
第16話 | 第17話 | 第18話 | 第19話 | 第20話 |
第5週「人生は喜ばせごっこ」 | ||||
第21話 | 第22話 | 第23話 | 第24話 | 第25話 |
第6週「くるしむのか愛するのか」 | ||||
第26話 | 第27話 | 第28話 | 第29話 | 第30話 |
第7週「海と涙と私と」 | ||||
第31話 | 第32話 | 第33話 | 第34話 | 第35話 |
第8週「めぐりあい、わかれゆく」 | ||||
第36話 | 第37話 | 第38話 | 第39話 | 第40話 |
第9週「絶望の隣は希望」 | ||||
第41話 | 第42話 | 第43話 | 第44話 | 第45話 |
第10週「生きろ」 | ||||
第46話 | 第47話 | 第48話 | 第49話 | 第50話 |
第11週「軍隊は大きらい、だけど」 | ||||
第51話 | 第52話 | 第53話 | 第54話 | 第55話 |
第12週「逆転しない正義」 | ||||
第56話 | 第57話 | 第58話 | 第59話 | 第60話 |
第13週「サラバ 涙」 | ||||
第61話 | 第62話 | 第63話 | 第64話 | 第65話 |
第14週「」 | ||||
第66話 | 第67話 | 第68話 | 第69話 | 第70話 |
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朝ドラ「あんぱん」第40話ネタバレ:のぶ、“地図の副読本”作りに挑む
交流所に貼られた“記憶の地図”が町中の話題となってから、のぶは毎日のように住民の話を聞き、地図を少しずつ更新していました。
そんなある日、釜次の「描いたもんは石みたいや」という言葉を受けて、のぶの中でひとつの考えが浮かびます。
「絵にできなかった話も、文字で残せたらいいかもしれない」——そうして、のぶは“地図の副読本”という新たな挑戦を始めることになります。
それは、描かれた絵の背景にある物語や会話を、文章として編んでいく記録作業でした。
町の人の声を文章でも残す新たな試み
「この川は昔、夏になるとスイカ冷やしてたんよ」「ここにあった空き家、夜になると“鳴く石”の話があってな」
のぶはこれらの何気ないエピソードを丁寧にノートに記録し、地図の地点と照らし合わせて整理を始めます。
さらに、住民の承諾を得て音声を録音し、それを文字起こしするなど、方法も本格的になっていきます。
「描かれた場所には、それぞれの時間がある」というのぶの考えが、今度は“文字の地層”として積み重ねられていくのです。
地図だけでは伝わらない、住民の声そのものが副読本に詰まっていくことになります。
地図とともに“読む記憶”を届ける
のぶが構想しているのは、町の図書室や学校に設置される「記憶の地図読本」。
地図と照らし合わせながら読むことで、場所と物語が結びつき、読者の中に町の新しいイメージが生まれる仕掛けです。
これは、記録と記憶、絵と文章、視覚と想像が組み合わさった“新しい町の本”でした。
のぶの挑戦は、絵にとどまらず、「伝える」方法を探し続ける過程そのものへと進化していきます。
朝ドラ「あんぱん」第40話ネタバレ:嵩、文通プロジェクトの輪を全国へ広げる
嵩が主導してきた“つづきごっこ”の物語ノート交流が、町の小学校と近隣校だけでなく、より広い範囲へと展開を見せはじめます。
地域外の教育関係者からの関心も高まり、県の教育委員会がこの取り組みに注目。
「創作による言葉の往復書簡」は、正式に教育プログラムとして認可される方向へと進みます。
嵩の静かな取り組みは、やがて“全国規模の表現教育”へと形を変えていこうとしていたのです。
教育委員会との連携で正式プロジェクトに
嵩は、教育委員会との打ち合わせで、こう話します。
「子どもたちが、“誰かに読んでもらえる”という感覚を持てたとき、言葉が変わり始めるんです」
それを聞いた委員たちも、「成績では測れない“伝えようとする力”を育てる取り組み」として、高い評価を与えます。
こうして“物語の往復書簡”は、試験的に全国数校への展開が決定。プロジェクトは、嵩が描いた以上のスピードで成長を見せはじめました。
物語は、子どもたちの心と心をつなぐ、教育の新しいインフラとして息づいていくのです。
読者がいることが子どもたちの力に
町の子どもたちは、手紙や感想が届くたびに、言葉に命が宿る感覚を実感し始めています。
「こんな感想もらった!」「次の話、もっと工夫しようかな」
“読み手がいる”という事実が、子どもたちにとって何よりのモチベーションになっているのです。
創作という行為が、一方的な表現から“関係性を築く手段”へと変わることで、学びの質も深まっていきます。
朝ドラ「あんぱん」第40話ネタバレ:町の子どもたちに“伝えること”の授業
交流所に集まる子どもたちの中で、自然と“描きたい”“書きたい”という気持ちが芽生え始めたことを受けて、のぶと嵩は町の学校と連携して、特別授業を行うことになりました。
テーマは「伝えるって、どういうこと?」
のぶは絵で、嵩は言葉で、それぞれの“伝える力”を子どもたちに体験してもらう授業です。
ふたりにとっても、自身の表現を改めて問い直す機会となっていきます。
のぶが講師となり「描いて伝える」授業を実施
のぶは大きな模造紙と色鉛筆を用意し、「みんなの大切な場所を描いてみよう」と子どもたちに提案します。
「川べりの石段」「母と行ったおでん屋」「秘密の裏道」——子どもたちの思い出はカラフルに紙面を彩っていきました。
「描くっていうのは、心にある風景を、見えるかたちにすることなんだよ」というのぶの言葉に、教室はしんと静まり返ります。
のぶの絵は、ただうまいだけでなく、記憶を運ぶ“メディア”であることを子どもたちに伝えていきます。
嵩は作文の“声”を引き出す役割に
嵩は子どもたちにこう問いかけます。「じゃあ、言葉だったら、どうやって伝える?」
子どもたちは、のぶの絵に添える“キャプション”を書く形で、短い作文を書き始めました。
「お母さんと食べた最後のアイス」「見つけたけど、秘密にしてる道」「ここで泣いたけど、すぐ笑えた」
嵩は、書いた文章を丁寧に読み上げ、ひとつひとつの声に耳を傾けます。
その時間が、「書くこと」が「話すこと」になる瞬間を子どもたちにもたらしていきました。
朝ドラ「あんぱん」第40話ネタバレ:のぶと嵩、それぞれの道を再確認する時間
授業が終わった放課後、のぶと嵩は学校の裏庭にある小さな藤棚の下で腰を下ろし、穏やかな会話を交わします。
それぞれの表現活動が町に広がり、子どもたちに届いたことへの安堵と喜びを感じながらも、ふたりの内心にはまだ“迷い”がありました。
「本当に、これでいいのか?」——そんな問いが、ふとした沈黙の間に浮かび上がってくるのです。
だがその静かな疑問こそが、自分の道を再確認するために必要な時間でもありました。
「自分にできるやり方で未来に渡したい」
のぶはぽつりと語ります。「私にできることは、描くことしかないけど、それが誰かの記憶になればいいなって思う」
嵩は微笑みながら、「僕も。文章で、物語で、言葉で。ちゃんと誰かに届いてくれるって信じてる」
“表現の手段”は違えど、二人の根っこにある思いは同じ。「未来に渡したい」という願いが、確かに重なっていました。
それぞれが自分のやり方で“記憶”や“想い”を形にしていくことに、迷いなく向き合っていこうと決意する瞬間です。
再び見えてきた2人の“交わる点”
「また、いっしょに何か作ろうか」
そのひと言が、ふたりの間に再び“交差点”を作りました。
「私は絵を描くから、嵩が言葉をつけてよ」「じゃあ、タイトルは一緒に考えよう」
表現者として別の道を歩みながらも、ときに重なり合いながら進んでいける関係。ふたりにとってそれは、支えであり、原点であり、未来でもあるのです。
第40話では、そんなふたりの“確かさ”と“つながり”が再確認される、静かであたたかな時間が描かれました。
第1週「人間なんてさみしいね」 | ||||
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朝ドラ『あんぱん』第40話ネタバレ解説のまとめ
第40話では、のぶが“記憶の地図”に続く副読本の制作に着手し、町の人々の声を文字として記録するという新たな挑戦を始めました。
一方で、嵩が主導する“物語の往復書簡”も、教育委員会との連携を得て全国的なプロジェクトへと広がっていきます。
この回は、「伝えるとは何か」「残すとはどういうことか」に真正面から向き合う、静かで深みのあるエピソードとなりました。
のぶと嵩がそれぞれの手段で“未来への表現”を試みる姿は、視聴者にも多くの示唆を与えてくれます。
表現は、過去を遺し未来へつなぐ手段
絵で、言葉で、人の心の奥にある記憶をすくい上げて可視化する。
その行為は単なる創作ではなく、“遺す”ことそのものであると、のぶと嵩の行動が教えてくれます。
表現とは、時間を越えて人と人を結ぶ「橋」のようなものであり、未来の誰かへの“贈りもの”なのです。
過去に耳を傾ける姿勢が、やがて未来を育てる土壌になっていくというメッセージが、この回には込められていました。
のぶと嵩の行動が町の空気を少しずつ変えていく
住民たちの記憶が文章になり、子どもたちの言葉が誰かに届き、また新たな創作が生まれる。
その静かな連鎖が、町に新しい空気を生み出し、人と人との距離を少しずつ近づけています。
のぶと嵩の選んだ“表現”という手段が、町を変える力となっていることが、静かに、けれど確かに描かれた第40話。今後の展開にも期待が高まります。
この記事のまとめ
- のぶが“記憶の地図”の副読本制作に挑戦
- 嵩の“物語の往復書簡”が教育委員会と連携
- 子どもたちへの「伝える授業」が行われる
- のぶと嵩がそれぞれの表現の意味を再確認
- 町に小さな変化とつながりが生まれ始める
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